大川発のカラフルなディズニー家具
ショールームに入るとカラフルなディズニーキャラクターの家具が目の前にズラリ。眺めているだけで思わず童心にかえるような気分です。アルファタカバは、正規ライセンスのディズニー家具をはじめ、バリエーション豊富なカラフル家具を得意とする家具メーカーです。いつ頃からディズニー家具を取り扱うようになったのかお尋ねすると、面白いエピソードを教えてくれました。

ミッキーマウスとミニーマウスのコスチュームを表現した家具シリーズ ある日、担当者から問合せが…
アルファタカバの主力商品はカラフル家具シリーズ。パステル調の家具やキッズ家具まで、多種多様に展開しています。
　そんな同社にある日、問合せがありました。「ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社から、ディズニーの家具製作に興味ありますか？という打診をいただいたんです。特徴のある品揃えが担当者の目に止まったようですが、最初はびっくりしました」と振り返る企画・販売管理の松原美加さん。
　比較的早い時期からカラフルな家具作りに取り組んできたアルファタカバは、白や黒が主流だった頃から、赤や黄などビビッドなカラー塗装を展開。さらに紫外線に強いUV塗装、傷が目立たないエナメル半ツヤ塗装など、専門メーカーと二人三脚で多彩な塗装技術を開発してきました。ディズニー家具に関しては1からデザインと色を作り、厳しいチェックを経て製造しています。色修正や試作品完成の早さは担当者を驚かせるほど。そうした対応ができるのも、専門メーカー・資材が揃う家具産地・大川ならでは。

シックな「大人ディズニー」を表現した商品 ストーリーのある家具づくり
同社が手掛けるディズニー家具が初めて発表されたのは、2009(平成21)年の「大川木工まつり」。大きな話題となり、その後、引出しのつまみが7色から選べるチェストを発売。通販を通じて全国のお客様からお問合せがくるようになりました。
　「『かわいい！また買います！』と喜びの声をいただくと本当に嬉しいです。ファンの方は本当に熱心で、見る目が厳しい方ばかり。高い品質やデザインを維持しながら、家具にどうストーリーを盛り込んでお客様に納得いただくか。毎回が挑戦です」と松原さん。
　最近は、雑貨やスタンド、壁掛けラックなど家具以外のアイテムや、他メーカーとのコラボにもチャレンジ。「大人」をテーマにした企画・開発にも力を入れています。
　果敢な挑戦を続けるアルファタカバが手掛ける、大川発のディズニー家具。今後の新商品にぜひご注目ください。