
家具になっても長生きしてほしいから
創業50余年の歴史を誇る野中木工所のモットーは、人にも地球も優しい家具づくり。「100年かけて大きくなった木は、家具になっても100年以上生き続けてほしい」という思いを込め、素材選びや製造に取り組んでいます。手間ひまかけて丈夫な家具を作るのは、長く使ってもらいたいからこそ。また自然の恵みである天然木の力を守り伝えるために、自然保護活動にも参加しています。
家具を解説する代表の野中賢吾さん
木の持っている“癒し”を伝えたい
創業は1957(昭和32)年。当初は婚礼家具メーカーとして高品質な家具を生産してきましたが、現在はその技術を生かし、チェスト、食器棚、TVボード、デスク、ベッドから別注家具、オーダーキッチンまで企画・製造しています。
その多様なラインアップは、同社ショールーム「commode house」に行けば一目瞭然。デザインもカントリー、モダン、和、北欧など幅広いテイストが揃い、週末には大勢のお客様で賑わいます。
「特に皆さんに伝えているのは素材へのこだわりです。シートやフィルムではなく、天然の無垢材や突板を使って仕上げています」と語るのは、二代目代表の野中賢吾さん。目に見える部分だけでなく、家具の裏側、棚板、小口の処理にも無垢材をふんだんに使います。オイル仕上げで素材感を生かした風合いも好評です。
貴重な資源である天然木の持っている“癒し”を表現し、伝えていけたら…。木に対する思いは、森林の保護活動にも結びつき、同社は数年前からインドネシアでマングローブを植林する事業に参加。また資源の無駄使いがないかチェックし、体や環境に悪影響を与えない塗料や部材を採用しています。
無垢材を多く使うため強度も優れています
伝統工法で、丁寧に丈夫に作る
素材や仕上げへのこだわりと同様、工法にも妥協しません。例えばタンスの引き出し。「前部分は蟻組みに。後ろ部分は衣類の水分を含んでふくらんだ板がはずれないよう、横方向の蟻組にして強度を高めています」。貴重な資源を使っている家具だからこそ、いつまでも長く使ってほしいという思いが込められています。
伝統的な技術を活用しお客様の声も参考にしながら、より個性的な家具、あるいは生活補助的な機能のある家具など、社員みんなの知恵を結集したもの作りに取り組もうとしています。
「人にも地球にも優しい家具づくり、そして大量生産ではできないすみずみまで配慮の行き届いた家具づくりを目指しています」と野中さん。大自然がもたらす木の恵みを暮らしに取り入れ、無駄なく大切にすることを誰よりも願っています。
メッセージ
当社では各種シリーズの他に、お客様の家やお部屋に合わせた天然木のオリジナル家具を作ることもできます。まずはショールームにお越しになって、当社の家具に触れていただけたらと思います。土日も営業していますので、お気軽に足を運んでください。(代表・野中賢吾)
おすすめカタログ
有限会社 野中木工所
営業時間
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工場のご案内
長崎自動車道東背振I.Cから車で約35分。
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西鉄柳川駅からタクシーで約15分。
駐車場あり。