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代表取締役社長の貞苅幸広さん(右)と営業部長の石橋洋さん

高品質の畳ベッドを手掛けて30余年
大川でいちはやく畳ベッドの開発・製造を手掛けてきた、貞苅産業。50年前の創業以来、ベビーベッドや二段ベッドメーカーとして培ってきた高い技術を基盤に、筑後の特産品である畳を活用した多種多様なオリジナルベッドを30年以上にわたって展開しています。使う人のニーズ、スタイルに合わせた家具づくりについて、お話しを伺ってきました。

畳ベッドの有効性を語る貞苅社長 全国に先駆けた改良を重ねて
 大半のベッドが輸入品にシフトするなか、『技術を生かしたよりよい家具を』と模索した結果、畳ベッドが誕生。当時のマットレスはまだ質が悪く、使っているうちにマットがへたれて腰を悪くする方が多かったとか。「部屋のホコリは夜になると床上30cm付近にたまります。床面からの高さが約40cmの畳ベッドなら空気がきれいなところで眠れて、使い慣れている布団がそのまま活用できる。高齢者に向けてPRしたところ、滑り出しは順調でした」と発売当時を振り返る、代表の貞苅幸広さん。
 その後、さらなる改良に着手。1995(平成7)年には、全国に先駆けて手すり付きベッド(実用新案特許)を発表。数年後には、強度の課題をクリアした取り外し可能タイプの開発にも成功しました。また、畳面の高さを4段階から選べるタイプ、布団をはずせばリビングにもマッチするタイプなど、誰もが使いやすく人にやさしい、「ユニバーサル」の考え方に基づいた開発を進めています。

自社ショールーム 待望のショールームがオープン
 貞苅産業のベッドは、無垢材を使用した本体、丈夫な構造、環境に配慮した自然塗料など、国産ならではの高い品質はもちろんのこと、ライフスタイルに合わせたデザインにも定評があります。2014(平成26)年1月に発売した新商品「梓」は、和室・洋室を問わず使える和モダンなデザインで、色あせしにくく摩擦に強い和紙畳を使用。今回は畳ベッドに加え、あぐらソファーも開発されました。奥行きが深く背もたれが付いているので、あぐらをかいたり横になることができ、好みに合わせて高さと幅も選べます。家具展示会で大きな反響を呼びました。
 さらに2014(平成26)年、ショールームをオープン。「いつでも当社の家具を見ていただけるようになりました。和風雑貨・小物も取り扱う予定ですので、ぜひ遊びに来てください」と笑顔を見せる貞苅さん。畳ベッドを軸としたライフスタイル提案が、さらに充実していきそうです。

メッセージ これまで展示会のみだった和風雑貨をはじめ、畳ベッドから洋風なデザインまでさまざまなベッドをショールームでご覧いただけるようになりました。確かな品質とデザイン、多彩な機能を直接お確かめください。別注・サイズオーダーも承ります。(代表取締役社長・貞苅幸広)

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有限会社 貞苅産業

〒831-0005
福岡県大川市向島880-5

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お電話によるお問合せは TEL 0944-86-4515
FAX 0944-86-4299

メールによるお問合せは info@sadakari.co.jp

オフィシャルホームページ http://sadakari.co.jp/

工場のご案内 長崎自動車道東背振I.Cから車で約30分。
九州自動車道八女I.Cから車で約40分。
西鉄柳川駅からタクシーで約15分。
駐車場あり。