vol.13 2011年9月15日発行
家具の街からこんにちは
NEWS
【特集】 組合員レポート8 有限会社 マルヨシ民芸家具
【PICK UP!】 今月の新製品&オススメ商品
【大川のとっておき】 木材取り扱い樹種数世界一の木材専門店
有限会社 マルヨシ民芸家具 遊び心と品質を重視した家具づくり
 

おかげ様で2年目に突入した大川家具工業会メールマガジン。毎回好評の組合員レポートでは、今後も個性的な企業をご紹介していきます!今回ご紹介するのは、設立32年のマルヨシ民芸家具さんです。

●買う人の立場、使い手の身になること

マルヨシ民芸家具さんのモットーは「遊び心と機能性を重視したデザイン」「リーズナブルなプライス」。写真を見てもお分かりのように、他にはない個性的な家具を展開しています。各地の展示会などにも積極的に参加しているため、全国から問合せが寄せられるとか。
「若い頃から家具が好き。18歳くらいからこの仕事に携わっています」と語るのは、代表取締役の吉原敬利さん。会社を設立する時に「創造は生命」という経営理念を掲げ、ニーズとトレンドを見据えながらさまざまなことにチャレンジしてきました。現在、社員は30名。19歳から70歳のベテランまで幅広い世代が家具づくりに携わっています。「こだわっているのは技術の継承。また毎朝の朝礼で、『買う人の立場、使い手の身になってものづくりをやってください』と、耳にタコができるくらい伝えています(笑)」。

「DEEP」シリーズのテレビボードとキャビネット。

「OSLO」シリーズのサイドボード、テーブル、タワーシェルフ。 「座右の銘は“笑顔が説得力”。心の支えです」と吉原社長。

●工場内の“見える化”でさらなる品質向上を実現

工場内には至る所に「整理整頓」の文字。家具づくりに使う部材はもちろんのこと、作業に使う工具類から清掃道具や端材まで、すべて置き場所が決められています。「工場内の“見える化”ですよね。環境を整えることで、材料の仕入れ過ぎや作り過ぎ…色んなものが見えてきます。ムダがはぶけますし、品質の向上にもつながって利益が生まれる。ここ2年くらいで非常に効果が現れてきているように感じますね」と吉原社長は語ります。
一見すると工場は所狭しと家具や部材が並べられていますが、徹底した整理整頓を行っているため、作業にあたる社員の皆さんの動きにもムダがありません。また作業中にも関わらず、取材班に「こんにちは!」と挨拶してくださる社員の皆さんの姿…。こうした環境が良い家具を生む原動力となっているのは間違いなさそうです。

部材はすべて決められた場所に70歳のベテラン家具職人さん。工具置き場もご覧の通り。

■有限会社 マルヨシ民芸家具

【住所】 福岡県大川市幡保283-1  【電話】 0944-86-3852  【FAX】 0944-88-2260

【Mail】 maruyosi@magma.jp 

 
新製品&オススメ商品
加盟各社からHOTな情報が届きました。気になるアイテムを見つけたら、即クリック!
 
ローブ→和風モダンなデザインの2色対応UV塗装仕様のTVB
http://shigiyama-kagu.co.jp/products/livingboard/robe/index.html
株式会社シギヤマ家具工業
   
北欧パインの優しい質感がこころ癒すなごみの空間を創りだします。
http://www.okaseisakusyo.co.jp/contents/okkmm/mm013.html
有限会社岡製作所
   
ナチュラル素材でやさしい空間を演出する、モダンなTVボード。
http://www.tohma.net/items/tvboard/150/homa150/index.html
株式会社東馬
   
節入Wオーク無垢材の素材感にこだわったシンプルモダン型チェスト群
http://www.maruta-m.co.jp/Prod_C10_Mono1.html
丸田木工株式会社
   
組み合わせが選べ、充実の機能が詰まった商品「サーク」です。
http://ameblo.jp/matsudakagu/entry-11008349079.html
株式会社松田家具
   
椅子・テーブルの事なら「椅子の工場」〜様々な住環境に対応
http://www.sadakari-isu.co.jp/contents00-kougyoukai.html
有限会社貞苅椅子製作所
   
汚〜〜い、古〜〜い桐たんすを新品並みに再生・洗い致します
http://tansu.com/桐たんすの再生/
株式会社総桐箪笥和光
   
書斎からリビングまで、ワンランク上のおしゃれなスタイルのデスク
http://www.meuble.co.jp/products/Desk-Bookboard/aria/aria-jp.html
株式会社モーブル
   
2011年度の商品カタログです。
http://f-maki.com/item.html
株式会社ファニテリアマキ
   
学校の寮や会社の寮などで使用される畳ベッドマックUです。
http://www.mornin.co.jp/mac.html
株式会社モーニン
   
スカンジナビアデザインをベースに漆を仕上げに使った独特の商品
http://k-marusho.com/
株式会社丸庄
   
無垢材をふんだんに使った家具作り。オーダー家具も承ります。
http://kyno.jp/SHOP/g2768/list.html
自然工房株式会社(福山木工)
   
天然無垢材をふんだんに使用しオイルで仕上げた自然派TVボード
http://item.rakuten.co.jp/kagu208/sm100308foret/
有限会社境木工
   
上質と掛けごこちを重視したウォールナットの100年ソファー。
http://www.nkym-solid.jp/bogart/sofa.html
ナカヤマ木工
 
木材一筋60年。220種類もの木材が揃う専門店です。
 
高田製材所

■有限会社 高田製材所

◆住所:福岡県大川市小保802 地図はこちら
◆電話:0944-87-6568
◆FAX:0944-86-2343
◆HP:http://mokuzaikan.com

木材取り扱い樹種数世界一!
確かな“目利き”で、ものづくりを支えています。

大川で木材一筋60年。「高田製材所」は“木材取り扱い樹種数世界一”の製材所として知られています。「現在は約220種類扱っています。今年は初めてアフリカを訪れましたが、面白い木材はまだまだたくさんありますね」と常務取締役の高田豊彦さん。
製材所には国内をはじめ、アメリカ、アフリカ、アジアなど、海外から仕入れてきた巨大な原木がゴロゴロと並んでいます。「製材所にとって一番大事なのは“目利き”。木の表面や切り口から、内部の割れ、腐食、木の節(ふし)の様子を想像して競り落とします。使える部分の割合を判断して適切な値段をつけなければいけません」。無事仕入れた原木は製材から乾燥まですべて自社工場で行うので、「節を多めに」「8mの長さで」などの細かなオーダーにも対応可能です。
「各地の製材所が減っているせいか、最近は一枚板の注文が多いですね。これからも面白い木材をどんどん紹介したいと思います」。大川のものづくりを支える力強い味方として、これからも活躍してくれそうです。

 
製材所の全景。秋から冬にかけて仕入れが増えていくとのこと。   展示場「木彩館」では、多彩な木材を直接見て選ぶことができます。   常務取締役の高田豊彦さん。仕入れのために国内外を飛び回ります。
 
編集後記
 
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