vol.23 2012年7月19日発行
【特集】組合員レポート18 有限会社 アサヒ突板工業
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品
【大川のとっておき】木製飛行機で鳥人間コンテスト出場決定!
有限会社 アサヒ突板工業 天然素材ながら仕上がりを細かくコントロール
いよいよ夏本番!大川家具工業会に新しいメンバーをお迎えするなか、夏恒例の展示会もおかげ様で大盛況に終えることができました。今回ご紹介するのは、新規に加盟いただいた企業の一つ、有限会社 アサヒ突板工業さんです。
●天然突板を生かした新商品が続々。初の海外出展も
1972(昭和47)年の創業以来、天然突板のみを使って高品質の商品を展開している、アサヒ突板工業。木目の模様や曲がり風合いなど、一枚ずつ表情の違う天然突板を扱いながら、新商品の開発にも意欲的に取り組んでいます。
ガラスの間に突板を挟んだディスプレイ、ポリプロピレンに突板を貼った照明素材、突板と不燃の下地材を貼り合わせた空間素材など、アイデア商品を次々と発表し各地の展示会でPRに取り組んでいます。
この5月には、ニューヨークの国際家具見本市に招かれ、初の海外出展を果たしました。日本の突板基準は0.2mmですが、国際基準は0.6mm。光を通すほどの薄い突板に注目が集まったそうです。「海外マーケットで通用するには、突板に日本文化をプラスする必要があるでしょうね。今回参加してとても勉強になりました」と振り返る、取締役の筬島(おさじま)春樹さん。初めての海外出展を通じて、多くの収穫を得たようです。
●サイズや仕上がり具合も、細かくコントロール
アサヒ突板工業の強みは、下地加工、貼り加工、塗装まで一貫して行っている点です。また縦は4m、幅は1200cmのサイズまで対応することができます。
「受注生産ですから、お客様とコミュニケーションを重ねながら一緒に作っています。仕上がり具合を細かくコントロールできますから、デザイナーさんから寄せられるリクエストをいかに実現していくかが私たちの腕の見せ所」と筬島さん。 傷やシミを加えたダメージ加工、接着剤に金色を加えて仕上げる建材など、幅広いバリエーションを展開していますが、それを支えるのは製作現場のベテランスタッフです。
合板に接着剤を塗った後、薄い突板を2人がかりで貼り合わせ、表面をチェック。特殊な機械で約1分間圧力をかけ、仕上がりを確認。その後丁寧に磨き上げたら完成です。どの工程も素早く正確で、写真を撮るのが追いつかないほどです。 熟練の技で高いクオリティを維持しながら、今後どのような新素材を提供してくれるのか、同社に期待が寄せられています。
■有限会社 アサヒ突板工業
【住所】
福岡県大川市大字向島916-4
【電話】
0944-87-1102
【FAX】
0944-87-1042
【HP】
http://www1.ocn.ne.jp/~tukiita/
新製品&オススメ商品
加盟各社からHOTな情報が届きました。気になるアイテムを見つけたら、即クリック!
各リンク先については、各社毎のページとなりますので、表示価格・商品情報につきましては、各社へお問い合わせください。
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組合せ1000種類以上お客様のわがままをかなえるオーダー家具
http://www.gobaru.com/deci.html
郷原工芸株式会社
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モリタインテリア工業株式会社
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展示会に向けての新商品も出来ていますので、ぜひ御来社下さい。
http://www.f-maki.com/new_item/sofia.html
株式会社ファニテリアマキ
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椅子・テーブルの事なら「椅子の工場」~様々な施設に対応
http://www.sadakari-isu.co.jp/contents00-kougyoukai-sumire.html
有限会社貞苅椅子製作所
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カウンター高さが選べる!アルダー材仕様の多機能食器棚!
http://www.meuble.co.jp/products/dining/apetti/apetti-jp.html
株式会社モーブル
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桐とのふれあい、ものづくりの楽しさ。”桐の米びつの製作講座”
http://www.tansu.com/木工体験講座/
株式会社総桐箪笥和光
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チェストワードローブ等幅広いラインナップをそろえたシリーズ
http://www.okaseisakusyo.co.jp/contents/okkmm/mm022.html
有限会社岡製作所
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無垢材のあたたかさと機能性を両立させた食器棚、ムサシ シリーズ
http://www.kawaguchikagu.jp/catalog/index.html#page=5
株式会社河口家具製作所
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丸田木工株式会社
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天板にムク板、出入れに場所を取らない引戸使用。商品名 備前。
http://www.pako.co.jp/
有限会社タナカ
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110周年記念ウォールラック好評発売中!ディズニー限定商品です。
http://www.takaba.com/2012/06/post-173.html
株式会社アルファタカバ
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腰が感動する。無垢材削り出しのデザインチェアー。
http://www.nkym-solid.jp/series/orthol/
ナカヤマ木工
大川の技術を全国へPR!鳥人間コンテスト出場決定
■第35回 鳥人間コンテスト2012
7月28日〜29日 滋賀県・琵琶湖東岸
公式HP
http://www.ytv.co.jp/birdman/index.html
鳥人間コンテストへの道 〜大川YEGの挑戦
http://www.facebook.com/kinokimotigou
大川の木工技術が結集!
鳥人間コンテスト、間もなく本番です。
皆さんは「鳥人間コンテスト」ってご存知ですか?
琵琶湖を舞台に自作人力飛行機による飛行距離と飛行時間を競う、テレビ局主催の大会です。大川のメルマガでなぜ飛行機?とお思いでしょうが、なんとこの夏、大川木工技術を結集した木製飛行機が琵琶湖の空を飛ぶことになりました!
大川商工会議所青年部のメンバーを中心にチームが結成され、大川家具工業会にも加盟している酒見椅子店の酒見智大さんがチームの代表を務めています。
本番直前、製作追い込みのところをお邪魔して、お話を伺ってきました。
“すべて自前”が大川の良さ。
皆さんの応援を胸に頑張ります!
酒見さん:大川の木工技術の素晴らしさをもっと分かりやすく伝えられないだろうかと、ずっと考えていました。現状では一般の方には分かりづらいんですよね。そこで思いついたのが、鳥人間コンテスト。何度か大会に足を運んで試験機も製作。コンテスト出場経験のある先輩や紙飛行機デザイナーさんの協力をいただいて、準備をスタートさせました。
—仕事の合間をぬって、少しずつ製作と組立を進め、6月末にはおおよその形が出来上がってきました。横16.5m、縦5mという大きさながら、その重さはわずか41kg!
酒見さん:材料の調達から組立まで、すべて自前でできるところが大川の良さ。倉庫の場所を提供してくれたり、材料や技術で協力してくれたり、たくさんの方々の後押しがあって、ここまできました。鳥人間コンテスト史上初の木製飛行機と聞いています。パイロットを担当するのは、大坪研磨商会の大坪君。ダイエットと飛行訓練を頑張ってくれましたよ。
—本番は7月28日!(テレビ収録日、放送後日)今の心境はいかがですか?
酒見さん:大川の木工技術を全国にアピールし、まちづくりにも繋げられる絶好の機会。期待はもちろんありますが、今は不安の方が大きいかも(笑)。当日までに作業が山のように残っているけど、みんなで力を合わせて頑張ります!
出場チーム名は「木工の街大川」、飛行機の名前は「木の気持ち号」。読売TV系、8月下旬全国放送予定です。その他詳細は、公式HPにてぜひチェックを!
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