vol.36 2013.8.15発行
【特集】“オール大川”で挑んだ鳥人間コンテスト
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品
【ありがとう50周年】工業会の知られざる歴史に迫る!
大川の技術を全国へ!今年も「鳥人間コンテスト」に挑戦!
お盆の季節にお届けする8月号。日ごろの忙しさを忘れ、ゆっくり休日を過ごしていることと思います。さて今回は組合員レポートの代わりに、鳥人間コンテスト出場の模様をご紹介!昨年に続き出場を決め、万全の“オール大川”で挑むことになりました。
(写真は「鳥人間コンテストへの道」公式facebookページより一部引用)
“オール大川”の知恵と技術を結集!
さらなる記録更新を目指して
琵琶湖を舞台に自作人力飛行機による飛行距離と飛行時間を競う、テレビ局主催の「鳥人間コンテスト」。昨年、大川商工会議所青年部による「木工の街大川」チームが、木製飛行機「木のきもち号」で初出場を果たし、約73mの飛行記録を達成して審査員特別賞を受賞しました。
そして2013年。今年も「より高い技術を駆使して、記録を伸ばしたい」と再びチャレンジすることに!昨年に続いてチームの代表を務める、大川家具工業会のメンバー酒見椅子店の酒見智大さんにお話しを伺いました。
酒見さん:
今年は、大川家具工業会、大川建具事業協同組合、大川化粧合板工業協同組合の青年部の方々をはじめ、九州大学の学生さんや高校の先生、グライダーのメーカーさん、ハングライダーをやっておられる方など、ご協力いただく方の輪が大きく広がりましたね。 特に大川家具工業会の方々は、部材のNC加工、8mのフラッシュ 加工、コックピットの仕上げなどを担当。機体構造の大部分を手掛けてくださいました。
—昨年の出場がきっかけでサポーターが増え、機体の精度もクオリティもアップしそうですね。
酒見さん:
それは間違いないです。忙しい仕事の合間をぬって、本職の皆さんに手伝っていただき、“オール大川”の知恵と技術が注がれました。基本的な構造は変えていないんですが、突板や組子を活用して軽量化に力を入れています。昨年は45kgでしたが、今回は36kgを目指しています。
—前回は横16.5m、縦5mという大きさでしたが、今回は横に2m長くなるとか。大きくなるけど軽くするということですね。今年は7月28日が本番、三桁の飛行距離が目標とうかがいました。
酒見さん:
大川木工の歴史470年にちなんで、470mから昨年の記録を引いた、397mを目標にしています。かなり高いハードルですが、とにかく三桁は達成したいですね!
【大会概要】
第36回 鳥人間コンテスト2013
7月27日〜28日 滋賀県・琵琶湖東岸 公式HP
http://www.ytv.co.jp/birdman/
鳥人間コンテストへの道 〜大川YEGの挑戦
https://www.facebook.com/kinokimotigou
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工業会50年の軌跡を辿るスペシャル連載、第4回目。大川産業会館の変遷をご紹介した前号に続いて、今回は展示会の移り変わりに焦点を当ててみたいと思います。
二大見本市から、四大展示会へ拡大
4回にわたる増改築を経た1983(昭和58)年、大川産業会館は大川家具工業会の拠点として新しい時代を迎えました。工業会の組合員数のピークもこの頃で、1978(昭和53)年には組合員数約600社、従業員数約8000人に達していました。
展示会はすでに、1月新春展と5月仕入大会という二大見本市のパターンが定着しつつありましたが、他団体による展示会も盛んに行われていました。
福岡県家具工業組合が主催していた「福岡県家具総合展」は後に「大川家具総合展」となり、現在の7月展「大川夏の彩展」へ。また大川家具研究会が開催していた「大川家具トップオリジナルフェア」がその後、大川家具婚礼家具協議会と中堅メーカー研究グループ「きじ車」合同開催の「新作発表会(ユニオントップオリジナルフェア)」へと形を変え、現在の10月展「OOKAWA The Future Furniture展」へと移り変わっていきます。
現在の四大展示会の基礎はこうしてできあがっていきました。
ピーク時には出荷額1900億円を達成
各種の展示会を重ねるにつれ、組合員の絆と団結力はますます強くなっていきます。産地間や業者・企業間の競争が激しさを増し、婚礼数の激減と日本経済の低迷など、次々と悲観的なニュースが報じられる時期でも、経営改善や研究、情報交換が活発に行われ、大川家具全体の発展に繋げようというムードが高まっていました。
その成果もあって、バブル景気のピーク時にあたる1990(平成2)年には、大川家具出荷額最大の頂点となる1900億円という数字を達成することができました。
すでに木工・家具関連業種、資材などが集まっている屈指の産地としてのネームバリューは確立していましたが、バブル崩壊後は、商品の質の見直し、製造ジャンルの多様化、量産体制からの脱却などが進み、バリエーションに富んだインテリア産業へと変貌を遂げようとしています。
全国から多くのお客様やバイヤーを招くことのできる唯一の家具産地として、これからも独自の産地展は受け継がれていくことでしょう。
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