【特集】 組合員レポート61 有限会社今村家具工芸 | |||
【PICK UP!】 今月の新製品&オススメ商品 | |||
【REPORT】熊本地震で被災した小中学校へ、大川からの家具支援 |
4月に発生しました熊本・大分地方を震源とする地震から5カ月が経ちました。仮設住宅への入居も始まりましたが、まだ復興の必要性は大きいと聞きます。被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い復興を心より祈念いたします。 | ||
OOKAWA The Future Furniture 2016 平成28年10月5日(水)・6日(木) 9:00〜18:00(6日は〜17:00) お忙しいなか恐縮ですが、ぜひともご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。 特設ページ http://www.okawa.or.jp/exhibition |
組合員レポート61 |
今年の夏は、予報通り記録的な猛暑日が続きました。夏の疲れなど溜まっていませんか? 秋の気配が近づいてきましたがまだ残暑続く日もあるでしょう。どうぞ、ご自愛ください。 さてご好評いただいている組合員レポート、今回は有限会社今村家具工芸さんをご紹介します。 |
●アウトソーシングで、種類が多くても一貫してクオリティを保つ |
「今村家具工芸」は、家具のオリジナル企画設計・製造・輸入・卸・各インテリアショップ向けOEM製造を営むトータル家具メーカーです。「メーカーというよりも問屋的な…。でもゼロから企画を行うので企画問屋の部類に入るかもしれません」と代表取締役・今村幸治さんが言うように、自社工場をもたずにアウトソーシングでの家具生産を行っています。問屋との決定的な違いは、製品の企画から図面起こし、材料手配まで自社で総合的に行うところ。大川をはじめ国内の信頼のおける工房に発注し、オリジナル商品を作り上げてます。 箱物、脚物と幅広い展開をしていますが、アウトソーシングの大きな利点として、同じクオリティの商品を一貫して生み出せると言います。「例えばローボードが得意とか、食器棚専門といったようにアイテムの得手不得手は関係なく、異なるアイテムが10種あるとすれば10種とも同じ品質が保てるよう、工房の方に指導をさせていただくことで、同じクオリティが保てます」。国内で作れない脚物は海外に発注しています。 営業、企画、窓口まで今村社長が一手で行います。「従来は、営業が仕事を取り、企画に投げ、企画があげた案をクライアントに提案する…という一連の流れがありますが、うちは私が一人で全て担うため意思決定に時間をかける必要がありません。スピーディーさが売りでもあります」と今村社長。企画自体は熟考するため時間をかけ、こういった商品を作ろう!と決めたらそこからがスピーディー。1回目の案でほぼ内容を固め、2回目の案で最終の詰めを行い製作に入ることがほとんどと言います。 |
●王道ではなく隙間の部分を狙い、唯一無二の商品を |
7月の展示会では一部のパーツが黒板になっている食器棚をお披露目し、会場ブースではお客様が途切れることなく高い注目を集めていました。真新しい発想とハイセンスなデザイン力が非常に特徴的でもある今村家具工芸の商品。今村社長に、企画するなかで一番重要視しているところをお尋ねすると、「やはり、“よそにない”ことですね。他メーカーさんが考えつかないというか、王道ではなく隙間の部分でここを狙える!というところにチャレンジすることです」と強い意志を表してくれました。 「買い取って売り切らないという縛りこそありますが、オリジナルという付加価値がつきます」と、ショップのオリジナル商品を提案することも多々あり、このスタイルは特に個人経営の個性派ショップに支持されています。企画の提案だけでなく、ショップの店主と一緒にアイデアを練ることもあり、ショップにとってはより独自の個性が発揮できる商品開発ができるのです。 隙間を狙い細やかに企画をおこない、唯一無二的な商品づくりを行う今村社長。その手法は、10月の展示会にてどうぞその目でお確かめください。なお展示会中は、ショールームも開放されるのであわせてご来場を! |
■有限会社今村家具工芸 【住所】福岡県大川市三丸812-1 【営業時間】8:30〜17:30 【電話】0944-87-5164 【FAX】0944-86-2499 【HP(Facebook)】https://www.facebook.com/imamurakagu |
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「熊本地震で被災した子どもたちを元気づけたい」と、熊本県教育委員会と大川市との協議により、被害の大きかったエリア(益城町、西原村、南阿蘇村)の小中学校を対象に、大川市(家具の産地)ならではの支援が行われました。 大川市から受注した大川インテリア振興センターが当組合加盟企業である株式会社丸仙工業、株式会社馬場木工、有限会社カメヤ家具工芸に製造を依頼し、机と椅子64セット、棚14台、すのこ20本が寄贈されました(寄贈先は、益城中央小学校、益城中学校、木山中学校、河原小学校、中松小学校の5校)。 8月30日に支援家具の出発式が行われ、約30人が出席。翌8月31日には大川市、大川インテリア振興センターと家具製作を担った3社が現地に赴き、搬入・設置しました。現地では真新しい家具に目を輝かせる子どもたちの元気な姿が見られました。大川で出来る、大川だからやれる支援を、これからも続けていきたいと思います。 |
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