【特集】組合員レポート65 酒見木工所 | |||
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品 | |||
【Report】若き才能を開花! 大川家具×九州産業大学の商品開発プロジェクト |
【4月展示会】 平成29年4月5日(水)・6日(木)「ジャパンインテリア総合展2017」 平成29年4月8日(土)・9日(日)「第8回春の大川木工まつり」を開催いたします。 お忙しいなか恐縮ですが、ぜひともご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。 特設ページ http://www.okawa.or.jp/exhibition |
組合員レポート65 |
3月になりました。年度末で慌ただしい時期ですが、そんな時だからこそちょっと外に出てリフレッシュ。
肌寒さも残りますが、日差しや風のにおいからは春の訪れを確実に感じます。新しい季節と新年度の到来に向けて、明るい気持ちで3月の残りの日々を過ごしていきたいですね。私どもも来る4月展に向けて、期待に胸ふくらませながら準備に励んでいます。 さて毎回ご好評をいただいている組合員レポート、今回は酒見木工所さんをご紹介いたします。 |
●いかようにも展開できる、オーダーメイドに近い形のカスタメイド |
スクエアの箱に収まった引き出しは、1段の引き手が均一に幾重にも設けられ、一目見ただけではどこが境目なのか分かりません。無駄のないシンプルで美しいデザインが印象的な、この「スター」シリーズこそ、今回ご紹介する酒見木工所の主力商品です。 |
創業は1950年。「スター」は10年ほど前に、3代目・酒見哲也さんによって考案されました。
「お客様の要望をうかがっているうちに、アイデアが浮かびました」と話します。シリーズの最大の特徴は、上写真のチェストをベースにカスタムメイドができること。サイズはもちろん、下駄箱やテレビボードといったように用途に合わせて色々なカタチに展開できます。
色は3色が基本ですが、別注も可能。また、素材は無垢を使用し、タモ、ウォールナット、ブラックチェリー、ヒノキなど、大川で手に入る一般的な素材にはすべて対応しています。 「スター」は想像力を膨らませるほどに楽しめ、様々に展開できる商品です。オーダーにあわせて一本一本生産するため、ほぼオリジナル。 我が家だけのオンリーワン家具を作ってもらうことも可能です。オーダーメイドに近いスタイルで人気を集め、売上は社全体の7割を占めると言います。 |
●手間を惜しまない、洗練された仕上がり |
「スター」のもう一つ大きな特徴は、引き出しの突起部分がどこをとっても引き手になっているところです。キャッチフレーズはずばり「どこでも取っ手」。この取っ手部分はなんと一枚板を削っているため、強度が高く、また見た目も非常に洗練された仕上がりになっています。 モダンかつシンプルで飽きのこないデザインのため、どの部屋にも合うと評判です。「1度オーダーで作った方が、追加で今度は別の商品をオーダーされるというご注文が多いですね。それがうちの強みです」。 酒見社長が1つ懸念されているのが、チェスト以外にもカスタマイズできるというのがすぐに伝わりにくいところ。そのため例えばテレビボードなど、カスタマイズ済の商品を展示してもらう試みもしています。 |
酒見木工所では、日本古来からの技術「名栗加工」を施した商品も手掛けています。 また、低価格で提案する「サクラ」シリーズや、最近は工務店対応の新商品「パプリコ」シリーズも売り出し中です。いずれもカスタムメイドに対応しています。 気軽なカスタムメイドから、ガラリと予想を超えるフルオーダーに近い形まで、幅広い形で1点ものの商品を丁寧に製作し続けています。 |
■ 酒見木工所 【住所】福岡県大川市大字郷原630-3 【営業時間】8:00〜17:00 【電話】0944-86-2992 【FAX】0944-87-9255 |
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福岡市の商業施設「天神イムズ」で2月23日〜3月5日に開催された「九産大プロデュース展2017」(主催:九州産業大学芸術学部)にて、大川家具×九州産業大学の商品開発プロジェクト「OKAWA+OKAWA PROJECT 2016」の発表が行われました。 2012年にスタートし年々参加企業が増え、今年度は13社が参加。学生と企業がコラボレーションし、今年のテーマ「Funny-ture(ファニーチュア)」のもと、カタチ、機能、使い方、アイデア…など生活者にインパクトが与えられるようなFannyな家具を開発しました。 |
商品のアイデアはあくまでも学生が主体。プロジェクトを担当する芸術学部・青木幹太教授も「面白いことをやらないとつまらないぞ。形だけでなく、今までにない価値を考えなさい」とだけ伝え、後は学生たちが自由に進めていったと言います。「作品ではなく商品として考えていく。自分たちのアイデアがマーケットに出せるものなのか、どう評価されるのか…など、実践的に学べたのではないでしょうか」と話します。 「学生たちは、学内ではまず企業の方に合う機会はありません。プロジェクトでは企業の方々と話し合ったり、現場経験もできたりします。教員はできるだけ間に入らず、企業と学生でしっかりぶつかりあってもらいました」とプロジェクトをサポートした工学部・吉村祐樹助教。 「学生にとっては苦しい部分もあったでしょうが、自信につながったと思います」。 |
5年目ということもあり、「企業のみなさんも、学生たちからアイデアをうまく引き出すのに慣れてきたようにも感じました」と青木教授。毎年、進化を続け、今年もたくさんの優れた商品が誕生しました。 |
4月5日(水)・6日(木)開催の「ジャパンインテリア総合展2017」にて、「OKAWA+ OKAWA PROJECT 2016」が展示されます。ぜひ、ご覧ください。 |
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