【特集】組合員レポート69 株式会社 たかやま | |||
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品 | |||
【Report】九州北部豪雨で被災した東峰村の仮設住宅に食器棚等を支援 |
OKAWA The Future Furniture 2017 平成29年10月4日(水)・5日(木) 9:00〜18:00(5日は〜17:00) お忙しいなか恐縮ですが、ぜひともご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。 特設ページ http://www.okawa.or.jp/exhibition |
実りの秋がやってきました。果物など旬のものをたっぷり食べて、英気を養いましょう!
我々も秋の展示会に向けて、力を蓄えます。その秋の展示会では、次世代の価値を競う「第27回 新作デザインコンペ」も同時開催いたします。家具づくりの「今」と「これから」が集結する「OKAWA The Future Furniture 2017」にご期待ください。 それでは、ご好評いただいている組合員レポートをどうぞ! |
●身体にフィットし長く使い続けられる、手直しできる家具 |
大川市から東へ。福岡県八女郡広川町に会社・工場を構える株式会社たかやまは、産地大川で数少ない脚物を手掛けています。 創業は1946(昭和21)年で、はじまりはヨーヨーやけん玉、木馬に押し車、すべり台といった子ども用玩具だったといいます。 その後、ベビーベッドを生産するようになり、やがて時代の流れに乗るように座卓やテーブル、椅子などを作るようになり、現在は無垢材のみを使用したセミオーダーシステムの家具を製作しています。 |
完全受注生産体制において、サイズや色など要望を受けて一つひとつ丁寧に作り上げられます。
「一時期はフラッシュ加工の材料を使って大量生産を行っていましたが、先々を考えて差別化を図ろうと。『国内生産であること』『手直しができること』を軸にシフトしていきました」と専務取締役の高山公宏さん。 「ダイニングの難しいところは、セット売りだと家族全員に椅子がフィットしない。それぞれ体格が異なりますから。ですがセミオーダーの場合は、既存の商品をもとに一脚ずつ体格にあわせて高さなど調整できます。そこが強みです」。 無垢材を使うため購入時だけでなく、時間を経ても手直しできるのも強み。家族5人で使っていたテーブルを、夫婦2人用に小さくリサイズした例などもあります。 「削り直せば新品同様になるのが無垢の特権ですね。もちろん新しくご購入いただくのが一番ですが、手直ししてまで使いたいという愛着をもってもらえるのはありがたいです」と話す高山専務の顔には、優しい笑みが広がります。 |
●人から人へ継承されることをコンセプトにしたブランド展開 |
手直しができる家具。それは長く使え、親から子へ、人と人へと受け継がれる、記憶をつなげる、「継承する」家具にもなりえます。 そんなたかやまのコンセプトを表したのが、2015年に誕生した新ブランド「Manuf(マニフ)」です。無垢材を使用するのはもちろんのこと、機械を使いつつ職人の手加減を重視して、温もりのある、そして手直しのできる家具を生みだしています。 |
「自社商品のなかでも、Manufは特に精巧な作りです。他がやらないような面倒くさい工程…最終的には手を動かさないと出来あがらないようなところもコンセプトの一つです」。
椅子の座面をペーパーコードにしたのもその理由から。1本1本手で編み上げる、手間のかかる大変な作業ではありますが、ペーパーコードにすることで軽量化が図られ女性なども扱いやすく、体重により適度に座面がフィットして座り心地も良くなります。
何よりも、傷んでも編み直しができるので長く使い続けられます。 「Manuf」は3代目・高山専務の新しい挑戦でもあり、ダイニングだけでなくリビング向けの商品も考案しています。いま発売しているPCコートハンガーは、ご自身のお子さんの幼稚園バッグを置く場所が欲しいと思ったのがアイデアの発端。 脚部はスツールになっているので、物を置いたり腰かけたりできるという役目も補います。「次はベンチとかも作ってみたい」と高山専務。この「Manuf」をバネに、これからも挑戦が続きます。 来年の新春展ではおそらく、その一端が見られるはず。次なる展開をお楽しみに! |
■ 株式会社 たかやま 【住所】福岡県八女郡広川町藤田1417-4 【営業時間】8:00〜17:00 【電話】0943-32-3767 【FAX】0943-32-3789 |
加盟各社からHOTな情報が届きました。気になるアイテムを見つけたら、即クリック! 各リンク先については、各社毎のページとなりますので、表示価格・商品情報につきましては、各社へお問い合わせください。 |
★美しさと使い心地を極め、地震対策も考えたダイニングボード「レガート」 ★カスタムメニュー(オプション)も充実している(株)門田木工のイージーオーダー家具をご検討下さい。 ★気密性の高い抽斗の作りはそのままで強化シートの特性を上手く生かし、より安価で高級感あるチェスト「シルフ」 ★クラシカルな品格とモダンな構成を併せ持つ、存在感あふれるカップボード「ブリリア」 ★業界トップクラスの軽量設計。選べるテーブルが嬉しいコンパクトダイニング-Way- ★無垢材を贅沢に用いた天板と黒い脚のコントラストが、全体をモダンな印象に仕上げているデスク。 ★「机をたたむ」という発想。 ★伸長式可変ベッド「Flex/フレックス」お布団でもマットレスでも、高さ・長さ2段階調整で自由自在! ★大きな木製の取っ手が使いやすい3色対応チェストシリーズ ★桐たんす製造元。ショールームには九州一の品揃えで多数展示。高速八女インター、また、大川から車で15分 ★丁寧な作りで丈夫な“杉箱”店舗でのディスプレイや野菜入れ、道具入れに使い方もいろいろ!! ★成長が早く硬い九州の木『センダン』を用いたリノベーション向け家具。木の特徴を最大限に生かした家具 ★自社工場で製造している「セブソファ」に、新たな生地が加わり、全47色から選べるようになりました。 ★天然木を使用した財布 ワームス バール |
九州北部豪雨にて甚大な被害を受けた福岡県東峰村の仮設住宅22戸用に、大川市・一般財団法人大川インテリア振興センター・協同組合福岡・大川家具工業会が総額300万円相当の食器棚と寝ゴザを支援しました。 食器棚の提供は、東峰村の渋谷博昭村長から大川市の倉重良一市長に直接要請があり、それから大川市が一般財団法人大川インテリア振興センターおよび福岡・大川家具工業会に呼び掛けにより実現。 同村宝珠山の旧宝珠山小運動場に建設された仮設住宅の完成にあわせ、8月18日に食器棚22台に大川市内の業者が製造した寝ゴザ(1人用)22枚を付けて搬入しました。 「一日も早い復旧を願い、大川市と共に出来る事で取り組みました。今後も市と連携し更に支援が必要となれば応じていきたい」と当組合の松田理事長。続く8月30日には、同県内朝倉市の仮設住宅にも同様に、食器棚と寝ゴザの支援を行いました。 |
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