【特集】組合員レポート70 株式会社 家具の大丸 | |||
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品 | |||
【ご報告】第27回新作デザインコンペ 受賞作品発表! 第2弾 |
11月15日から17日まで、東京ビックサイトにて開催中の「第12回ふるさと建材・家具見本市/第2回Asia Furnishing Fair 2017 Tokyo」では、当工業会加盟企業15社が出展しています。 また、同じく東京ビックサイトにて11月20〜23日に行われる「IFFT interiorlifestyle living」でも当工業会加盟企業21社の展示が予定されています。ぜひ、ご高覧ください。 |
朝晩めっきり冷え込むようになってきました。みなさん冬支度は整いましたか? 衣服など身に纏うものはもちろん、お部屋の中も冬使用に変えるなど気分もリフレッシュして寒い季節に備えたいですね。
そして今週は、いよいよ東京ビックサイトにてIFFTが開催されます。そのIFFTの様子については次号でレポートいたしますので、お楽しみに! それでは、ご好評いただいている組合員レポートをお届けします。今回は、株式会社 家具の大丸さんのご紹介です。 |
●価格を抑える努力、それに並んで絶対的な品質を保持 |
1939(昭和14)年に創業した家具の大丸は、産地・大川にて卸業を専門に長年信頼を築きあげてきた会社です。 全国各地の販売店に向け、箱物から脚物まで数多くのアイテムを卸しています。 商品の約8割が輸入家具で主にベトナムと中国から仕入れていますが、そのほとんどが自社で開発したものになります。小売店からの要望を取り入れたり、時代のニーズを汲んだりしながら図面を起こし、海外の工場に製造を依頼し、出来上がった製品を輸入しています。 |
海外で製造・輸入を行う理由をうかがうと「例えばベトナムで見てみると、人件費が圧倒的に違います」と社長の大宅善男さん。
「人海戦術でやれるため製造のスパンが短縮でき、かつ最近は質もとても高くなってきています」。高品質な家具をスピーディーに、なおかつ価格を抑えた提供ができるなどメリットが大きいと話します。 取引先との関係で最も重視しているのが「絶対的な品質です」と大宅社長。出荷前の検品は当然ながら、入荷時も抜き打ちで検品を行っています。 「どこの卸売業でもやっていることとは思いますが、入荷時で一つでも問題点を見つければ全商品検品し直し、悪い部分があればこちらで全て修理します」。あまりにも細かくチェックするため、海外のとあるメーカーから取引を辞めたいと言われたことも事実あるそうです。 「いいとかダメとか決める基準は様々で、すごく難しいところです。それでも品質については、ずっと言い続けないといけません。当たり前のことですが、買い手の気持ちになることです。家具って安いものではありませんから」。 |
●一歩先を見つめながらの進化。IFFTにも出展 |
家具の大丸では、2004(平成16)年より小売業に参入しました。
「先々はナショナルチェーンが幅をきかせるようになり通常の専門店が少なくなるかもしれないと予想して、小売の方にも力を入れることにしたんです」と振り返ります。現在は、「フォーアニュー」と「リーフ」という2つの直営インテリアショップを関東圏で12店舗、関西圏で5店舗にて展開しています。 世の中の動きを読み、その一歩先を見つめながら進化していく。今後は海外出店なども含め、さらに海外とのやりとりを深めていきたいと話します。その一つの試みが秋に東京ビックサイトで行われるIFFTであり、昨年に続き今年も出展が予定されています。 今年のIFFTでは、3つのルームシーンとカラーバリエーションが融合した空間によって、楽しさや快適さなどが混在する、独自の世界観を提案するといいます。 シーン1と2の空間はリビング/ダイニングを想定し、シーン1では素朴で飾らない、あたたかい風合いのあるアルダー材を基調としたナチュラル家具を、シーン2ではスタイリッシュで洗礼されたブラウン(ウォールナット)家具を展開します。 そして、ショップ風の空間をイメージしたシーン3では、ポップなカジュアル色の家具とともに、スツールやチェアなどの小物もあわせて展示されます。 IFFTにてぜひ、家具の大丸によるライフスタイルの提案を、その目で実際にお確かめください。 |
■ 株式会社家具の大丸 【住所】福岡県筑後市四ヶ所菅原田460-1 【営業時間】10:00〜18:30 【電話】0942-52-1128 【FAX】0942-52-1132 【HP】http://kagudai.co.jp |
加盟各社からHOTな情報が届きました。気になるアイテムを見つけたら、即クリック! 各リンク先については、各社毎のページとなりますので、表示価格・商品情報につきましては、各社へお問い合わせください。 |
★第1回筑後川ブランドに認定されたつむぎシリーズに新商品が出来ました。〜健身球にぎコロ〜 ★ディスプレイと収納を兼ねたキャビネット。主役の収納品を引き立てる、さり気ない扉のデザインが特徴です。 ★木の温もりが伝わる家具と一緒に、新しい生活がはじまります。 ★桐たんす・風浪。表面は波をうったように凹凸があるのが特徴。デザインコンペにて経済産業大臣賞受賞。 ★お気に入りのディスプレイ等にどれにも載せて使えます。 ★ナチュラルな天然木が寝室のアクセント!扉収納付きのベッドフレーム。人気の「モズ」シリーズに登場です。 ★いろんな使い方が出来る杉箱。丁寧に職人が仕上げ、丈夫で美しくA4サイズが収納できます。 ★キッチンでの時間を愉しむ為のキッチンボード。大好きなモノに囲まれて沢山の会話と美味しい料理が弾みます。 ★ナチュラルで優しい無垢材とスチールを組み合わせたシャープなつくり。グレイッシュで落ち着きます。 ★プロ野球4球団チェスト、絶賛発売中!ふるさと納税「大川市」の謝礼品にも登録されました。 ★『ブラックウォールナットの話』アメリカ材で表皮側は白く、紫色にも輝く濃い茶の部分は、希少価値が高い。 ★木目の揃った扉。ソフトクローズの上質な構造の引き出し。洗練されたデザインのユニット式ダイニングボード。 ★細部にまで工夫を凝らし、デザイン性と機能性を両立させたマガジンラック「ソプラ」 ★天然木オリジナルブックカバーS ★ボリュームのあるテーブルとチェアで、存在感のあるダイニングセットが完成 〜Round〜 ★洋服/兼用/上置全9アイテムの組合せ。3色対応!スタイリッシュでモダンな単品から壁面収納『ユニゾン』 |
前号にてご紹介した「第27回新作デザインコンペ」の受賞作品発表の続編です。今回は全14賞のうちの7賞の発表とともに、栗田融審査員長による総評をご紹介します。 前号の記事はコチラをクリック ・住宅デザインコンペは「家具の新製品開発能力と技術の向上を図り、家具産業の振興に貢献すること」「木材製品の良さの認識を広め、ニーズの拡大を図ること」を目的に毎年実施しています。 |
【審査基準】 ・住空間をトータル的、システム的にとらえ優れたもの ・置き家具、単品家具として優れたもの ・デザイン性、機能性などに優れたもの ・市場性に適しているもの |
【総評】 審査委員長 栗田 融 第27回を迎えた新作デザインコンペには、椅子・ソファ・テーブルのほかキャビネットやキッチン家具など幅広い応募がありました。第1次審査では、デザイン性、機能性、市場性の項目毎に8名の審査員により評価された点数を合算・平均して総合点を算出し、上位20社を目安に第2次審査の対象としました。 第2次審査では、賞候補1点1点に対し審査員各々の視点による評価を行いました。その中では20社以下の出品物に対する意見も出され、第2次審査の対象を広げる形で活発に議論が重ねられました。 今年の特徴として、第1次審査の評価が僅差であったことから、14社への絞り込みと順位付けには時間を要しました。最終的な決め手となったのは、「挑戦しているか?」という問いかけでした。 ある審査員から発せられた「挑戦せずして新たなモノは生み出されない」との一言がきっかけです。新たなモノとはプロダクトとしての評価だけに留まらず、そのモノによって生み出される新たな過ごし方や新たな時間をも含みます。 全体として、よりより暮らしへの提案に繋がる可能性が評価されたとも言えます。今後も生み出される新作が、単に今までなかったモノということだけでなく、細やかでであってもよりよい暮らしに繋がるモノになることを期待します。 |
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