【特集】組合青年部40周年記念事業「HOT」を開催いたします | |||
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品 | |||
【レポート】大川家具×九州産業大学 商品開発プロジェクト |
平成31年4月10日(水)・11日(木)「ジャパンインテリア総合展2019」 平成31年4月13日(土)・14日(日)「第10回春の大川木工まつり」を開催いたします。 お忙しいなか恐縮ですが、ぜひともご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。 特設ページ http://www.okawa.or.jp/exhibition |
今年は平年よりも早く桜が咲くところが多いそうです。福岡ではすでに開花がはじまり、人々の目を楽しませてくれていますが、みなさんのお住まいの地域はいかがでしょう?
青空に、あるいは夜空に浮かび広がる淡いピンクの花びら。短い期間だけのこの春の贅沢な光景を、見逃すことなく、ぜひ楽しんでくださいね。 さて、大川では来月、春恒例の展示会と木工まつりを開催いたします。今年は両イベントにて行われる、当組合40周年記念事業「HOT」の詳細をお伝えいたします。 |
HASAMI・OKAWA・TAKAOKA/波佐見焼・大川家具・高岡鋳物 3つの産地の頭文字からなる「HOT(ホット)」。文字通り「熱い」チャレンジの企画展です |
焼物のまち・波佐見(長崎)、鋳物のまち・高岡(富山)、そして木工のまち・大川。
当組合青年部(フィユース)では40周年記念事業として、4月に開催の「ジャパンインテリア総合展」「第10回春の木工まつり」の目玉として、この3つの産地を一同に集めた企画展「HOT」を開催いたします。 「まったく異なる業種の産地が重なることで、新しい価値が生み出せたら」と話すのは、フィユースのメンバーであり本展を担当する酒見典広さん(有限会社丸惣)。 「波佐見と高岡の方々と知り合いになったのは、昨年8月に特別講演をしていただいた伝統技術ディレクターの立川裕大さんのお話がきっかけでした。 立川さんからうかがった波佐見と高岡のお話に興味をもち、フィユースで視察に行きました」。両産地ともに企業を見学し、学ぶ部分も大きかったという酒見さん。「異業種での産地で横につながることはいままでなく、この機会にそういった試みをやってみようと開催にいたりました」。 波佐見からは、人・仕事・地域をつなげる仲介人をコンセプトに掲げる一般社団法人金富良舎(こんぷらしゃ)をはじめとする6社の有志企業、高岡からは3社の有志企業が賛同しました。 「ジャパンインテリア総合展」「第10回春の木工まつり」のメイン会場である大川産業会館の2階に設けられるブースでは、3つの産地を融合した「カフェ空間」を展開します。大川のテーブルと椅子を配し、高岡の鋳物で空間を彩り、そして波佐見の器で淹れたてのコーヒーを……。来場者は商品を「見る」のではなく、実際にゆっくりくつろいで「体験」しながら商品に触れることができます。 壁面には3つの産地の特徴を紹介するパネルも展示されます。また、ここで出されるコーヒーも本格的で、ジャパンインテリア展では地元の「あだち珈琲」、木工まつりでは福岡市の「TAG STA」にご協力いただきます。 |
「今はモノだけが売れる時代ではなく、モノとコトが求められる時代になってきています。モノが作られる背景を含めて知ってもらったり、体験してもらったりするところにこれから価値が求められるのではないしょうか。
このカフェ空間にあるテーブルや椅子は、展示会や木工まつりでも実際に展示されるものですし、例えば鋳物の能作さんであれば福岡にあるショップ、波佐見の器は大型連休に開催される波佐見陶器まつりというように、それぞれプロモーションにつながるといいなと思います」と酒見さん。 立川さんの監修のもと「HOT」ではこのカフェ空間を展開し、また、春の木工まつりでは各産地とのワークショップも開催いたします。どうぞご期待ください! |
Data HOT HASAMI・OKAWA・TAKAOKA 【会期】 ジャパンインテリア総合展 2019年4月10日(水)9:00〜18:00、11日(木)9:00〜17:00 第10回春の木工まつり 2019年4月13日(土)、14日(日)9:00〜18:00 【会場】 大川産業会館2階 詳しくは特設ページよりご覧ください 特設ページ http://www.okawa.or.jp/exhibition |
加盟各社からHOTな情報が届きました。気になるアイテムを見つけたら、即クリック! 各リンク先については、各社毎のページとなりますので、表示価格・商品情報につきましては、各社へお問い合わせください。 |
★桐箪笥屋が本格的“桐のエレキギター”を製作しました。桐のポテンシャルが引き出されたエレキギターです。 ★ホームページをリニューアルしました。特にkumukumuシリーズを充実しました。販売店情報も掲載しています。 ★天板・前板など贅沢に無垢材を使用したオリゾン TVボード。幅は5サイズ、奥行は2サイズからお選びいただけます。 ★ヴィンテージ調のアイアンシリーズ。「インダストリアルライン」始めました。 ★人気の鎌倉シリーズに新機種のフリーボードLタイプとHタイプを追加発売しました。 ★木の温もりが伝わる家具と一緒に、新しい生活がはじまります。NEWMODELも続々と登場 ★オリジナル名刺入れ パドック ★扉部分のレリーフを3タイプよりお選びいただけるカジュアルモダンなリビングボードシリーズ。 ★カラフルな張地に可愛らしいくるみボタンがアクセント!ハイバックで座り心地満点の『タワーシリーズ』 ★ビンテージ風引戸キャビネット。高さ70cmで少し高めのTVボードにも。3色対応でお好みの色が選べます。 ★やや小ぶりなサイズでナチュラルな風合いの収納家具シリーズです。伝統的な框組みで構成しています。 ★「LESS IS MORE」少ない事が豊かである。最小限こそが最高のもの。 ★無垢を贅沢に使った、深みある高級感を持つソファ。お好みに合わせ使用スタイルを自在に変えられます。 ★ホテルのラウンジに北欧スタイルのソファー「バナード」。 ★新しい機能が加わって満足度アップ!!幅もピッタリサイズが選べます。 ★気密性の高い伝統的な桐抽斗の技術をそのまま生かしたクローゼット収納チェスト全120アイテム「フィット」 ★壁面収納家具「スタンザ」が仕様変更になりました。従来のものよりスッキリとした収まりになっています。 ★クルールにダストシリーズが追加となりました。ハイカウンターでスタイリッシュなキッチンボードです。 |
2012年にスタートした大川家具×九州産業大学の商品開発プロジェクトが今年も実施され、2月21日(木)〜3月3日(日)に開催された「九産大プロデュース展2019」(主催:九州産業大学芸術学部)にて発表されました。 「九産大プロデュース展」は博多人形や久留米絣など地元企業や自治体などと連携し、学生たちが新しい商品を開発するというものです。これまで大川家具との商品はひとところにまとめての展示でしたが、今年はプロジェクト担当の芸術学部・青木幹太教授のアイデアで、一つひとつの商品を会場に分散して展示されました。それによって空間に馴染み、家具としての見え方がより伝わってくるように感じられました。 |
「今年は7社にご協力いただき、34人の学生が大川プロジェクトに参加しました。各チームでテーマを考え、それに添って考え抜いたアイデアを商品化することができ、とても達成感があります」と話すのは、大川プロジェクトのリーダーを務めた松井一暁さん(建築都市工学部 住居・インテリア学科3年)。 「コスト面を考えたうえでデザインを考えなければいけないこと、企業から連絡がきたらすぐに返事をすること、言葉遣いを気にすることなど、大変なことはたくさんありましたが一年間のプロジェクトをとおして、社会でのルールを含めいろいろと学べました」。 |
特筆したいのが、今回この大川プロジェクトの紹介をリーフレットではなく、新聞形式で行った点です。
右写真のように7チームがどんなテーマでどのような商品を作ったか、記事と写真でとても分かりやすく紹介されています。広告枠を模して参加企業名を掲載しているのもよく目立ち、見事な構成力です。 このリーフレットを手掛けたのは、3年生の那須将弥さん(芸術学部 生活環境デザイン科)。「青木先生から『なにかおもしろいことやろうよ』って言ってもらって、それで考えたのがこの新聞です。 各記事では商品の特徴だけでなく、デザインをした人たちの顔が見えるようなものにしました」。芸術学部ならではの柔軟性ですね。ちなみに那須さんが所属するチームが作ったのは、人が安心した「角」に着目したベンチ「Sumi」。 こちらもおもしろかったです。 |
毎年、学生のもつポテンシャルを最大限に引き上げて見せてくれるこのプロジェクト。今年も輝くアイデアを実現化した商品(作品)をたくさん見ることができました。 最後に、毎年このプロジェクトをサポートしている吉村祐樹助教(建築都市工学部 住居・インテリア学科)にお話をうかがいました。「継続してこのプロジェクトに参加する学生も多くなり、どんどん質が上がってきているように感じます。 大川プロジェクトのおもしろいのは企業さんとのコラボレーションはもちろんのこと、建築都市工学部と芸術学部という異なる分野の学生たちが一緒に学べるところ。 違う視点でモノを見る、意見を交わすことができ、結果、おもしろい作品が生まれていますね」。 |
「九産大プロデュース展2019」で展示された大川プロジェクトの商品は、4月10日(水)・11日(木)開催の「ジャパンインテリア総合展2019」、4月13日(土)・14日(日)開催の「第10回大川春の木工まつり」でも展示されます。 松井さんの計画によると「大川では近未来的な明るい印象の会場にして、皆さんをお迎えしたいです」とのこと。学生ならではのアイデアと、一年間のプロジェクトの成果をぜひご覧ください。 |
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