【特集】組合員レポート75 有限会社寿家具大川製作所 | |||
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品 |
お見舞い 台風14号、15号により、広範囲にわたって大きな被害が出ました。 被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。 |
新型コロナウイルス感染症に罹患された方々、および関係者の方々に謹んでお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 また、医療をはじめ最前線で私たちの健康と生活を支えてくださっている皆様に、深謝申し上げます。 |
【特集】組合員レポート75 有限会社寿家具大川製作所 |
実りの秋です。先日、友人のご家族からたくさんの栗が送られてきました。ご自宅の裏山で採れたという天然山栗は艶やかで、大粒!一晩水に浸けたあと、さっそく栗ご飯にしていただきました。
ほくほくの食感と優しい甘味の美味しさでした。
大量にいただいたので残りは皮を剥いて冷凍保存。お次はどう調理して楽しもうか、嬉しい悩みです。
皆さんも、秋の味覚を楽しんでいらっしゃいますか? さて、今回の特集は久しぶりの組合員レポートです。 当メルマガは9月で発行13年目を迎えており、以前ご紹介した組合員さんの「いま」を伝える記事もお届けしています。 今号では、新しくブランドを立ち上げた有限会社寿家具大川製作所をご紹介します。 ※サブ記事は休載いたします。何卒、ご了承ください。 |
●趣味にフォーカスした新ブランド 「noobo(ノーボ)」 寿家具大川製作所は40年以上にわたって大川屈指の婚礼メーカーとして事業を展開、現在はインテリア仏壇の製作を中心に高級チェストなども手がけています。 (詳しくは以前の記事をご覧ください)。 時代の転換期に合わせ舵を切りながら進んでいく中で、今年、さらなる挑戦が始まりました。それが、9月に新しく立ち上げたブランドnooboです。 |
「海で、山で、街で、家で」。小さな「こだわり」がたくさん詰まった本物の道具を届けたいという思いから誕生したnoobo。
大川=家具という通念にとらわれず、ジャンルを超えて様々な趣味(遊び)にフォーカスした製品を生み出していくといい、ブランドの一発目として開発されたのは、なんとスケートボードです! nooboのスケートボードは、当工業会の7月展にて初お披露目されました。 競技用ではなく、移動手段としての機能を重視したクルーザータイプのスケボーを無垢材で作り上げています。 「もちろん乗れるように作っていますが、オブジェとして飾れたり、あるいはプレートとして生ハムやチーズなどを並べてテーブルに置けるような形で考えました」と説明するのはブランドの発起人で、寿家具大川製作所・専務取締役の辻和仁さん。 辻さんご自身が高校生の頃から趣味でスケボーをやっていて、今回、その経験を活かしての商品開発となりました。 「他メーカーさんも作ろうと思えば作れるものではありますが、タイヤの位置などやはり経験者にしかわからない部分もあるので、これまで木工の町・大川にありそうでなかった商品として着手できました」。 |
●ブランド力で大川の現状を変えたい 「大川の現状をみると、雇用問題がどんどん厳しくなってきています。そんな中で、寿家具製作所だけでやっていてもなかなか人が集まりません。 仮に新しくブランドを立ち上げたとしたら、それが世に広まって、そのブランディングをしたいとか商品を作りたいとかそういう若い人が増えてくるんじゃないかなと思ったのが始まりでした」と辻専務。 nooboではブランドイメージを、東京のデザイン事務所と一緒に作っていっているそうです。 「実はこちらから声をかけたのではなく、僕らがスケボーを作っているというのを耳にされ、社長はじめスタッフの皆さんが声を揃えてうちと一緒に仕事したいと言ってくださったんです」。 商品はもとより、ロゴや商品イメージ写真などどれをとっても洗練されています。 |
そして早くも、ブランド第二弾の商品が発表されました。 「僕自身、スニーカーをコレクションしていて100足以上持っているんですが置き場に困ったり、またレアなものは飾ったりしたくてもプラスチックケースだとなんか味気ないなとずっと思っていたんです」。 nooboでは無垢材と鉄を使ったスニーカーラック、無垢材とアクリルを使ったスニーカーケースを開発し、先日当工業会が開催した10月展にて展示されました。 |
nooboの商品はネットショップを皮切りに、これから販路を広げていくそうです。 また、情報はInstagramにて配信しています。 |
●チャレンジすることと、受け継いでいくもの また辻専務は、当組合の青年部の今期部長を務めています。今期は、「メーカーである喜び」を部長スローガンに掲げ、活動を進められています。 今期の青年部には委員会を2つ設け、1つは「ストロングメーカー委員会」として強いメーカーとして売り出すことを目標にし、「カリモク家具」「飛騨産業」のような全国屈指のメーカーの視察なども予定しています。 もう1つは「マーケケティング委員会」です。「家具を作るだけでは売れないので、マーケティングをしていきながら強いメーカーを築いていこうという取り組みです」と辻専務。 東京の展示会に出展するなど、マーケティングの学びを深めています。 次の時代に向けて新しいことにチャレンジしていく辻専務の姿勢。 「そんな中で忘れてはいけないのは、ものを作れるという喜び。この先人から受け継いだ原点は、これからも大切にしていきたいです」と最後に語ってくれました。 |
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PICK UP新製品&オススメ商品 |
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編集後記 |
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