伝統の木組み技法を駆使した無垢家具&一枚板
木をこよなく愛する家具職人の中でも、「木彩工房」の小島さんはちょっと異色です。もともとは家具店で販売の仕事をしていましたが、家具の構造に興味を抱いて独学で技術を磨き、2008年に小売店を開業。その後、各地の匠を訪ね歩いて技を習得し、現在では小島さん自らデザイン・製造を手掛けています。無類の木工好きが生み出す丈夫な無垢家具、今、口コミで評判が広がっています。
コンマ数ミリ単位の加工ができる自作機械
頑丈さは安心・安全の証
工房も兼ねるショールームのドアを開けると、目が覚めるほどの木の香り。店内には、テーブル、机、TVボード、棚など約100点が展示販売されています。木彩工房は天然の木材にこだわった家具づくりを展開しており、壁には見事な一枚板や国産材を中心に世界の銘木もズラリと並んでいます。
家具店勤務時代から「長く安心して使える総無垢家具を作りたい」との夢を抱き、家具の製造技術をコツコツと独学で磨き上げてきた小島さん。工房で使う加工用の機械も自分で作ってしまうほどのアイデアマンです。
そんな小島さんのモットーは「とにかく頑丈に作ること」。3~4倍の手間ひまをかけても、乾燥処理をしっかり行い、木に切り込みを入れて組み合わせるほぞ組み・蟻型追い入れ接ぎ・通し蟻組みといった伝統的な技法を用いて家具を作ります。「小さいお子さんがいても安心して使っていただくことが大事ですし、アンティークとして次世代に残っていく家具を作りたいんです」。
見本を使って木組み工法を説明
創作と技術への飽くなき情熱
どんな質問にも気さくに答えてくれる小島さん。ショールームを訪ねるお客様ともあっという間に意気投合してしまうそうです。「初めてお会いした時にいかに笑っていただき、リラックスしていただくか。家具作りはそこから始まります」。
お客様のライフスタイルや好みを引き出す技は、家具店勤務時代の経験が生かされています。お客様が家具のどの部分に触れ、どんな雰囲気を好むのか観察しながら家具作りの参考にします。時には子ども用の手作り小物をプレゼントするなど、ささやかな心遣いも忘れません。そうした地道な努力が功を奏し、評判は口コミで拡大しています。
また、毎日寝る前には思い浮かぶままスケッチをして、新しい家具のデザインを考えるとか。寝ても覚めても家具作りを考える無類の木工好きで、創作への情熱にも定評があります。木をこよなく愛する木工屋の家具、きっとお気に入り家具と出会えるはずです。
メッセージ
*製作にはお時間かかります。一点一点手作りであることと、
お客様に恵まれ、御注文が混んでます。
お届けまでにはお時間かかりますが、待ち時間も楽しみに思って 頂けたら幸いです^^
店主。
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木彩工房
営業時間
営業時間 09:00~18:00
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FAX 0944-87-1165
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オフィシャルホームページ https://kisai-koubou.com/
工場のご案内
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